在来工法のお風呂リフォームは
住宅は新築して十年も経過するとあちこちが傷んだり、生活様式や家族構成の変化でリフォームが必要になってきます。特にキッチンやお風呂の水周りは、リフォームの需要が高いようです。そこでお風呂リフォームについて考えたいのですが、在来工法のリフォームについて考えて見ましょう。最近はユニット式の浴室にリフォームする場合が多いですが、高齢者や人によっては浴室が狭くならないようにまた使い慣れている在来方法が良いと言う人もいます。
在来工法のお風呂リフォームにおいても、バリアフリーにする要望が多いです。まず出入口の段差をなくし奥に向って少し水勾配を取り、出入口の浴室側に排水溝を作り目の小さなグレーチング蓋を設置しましょう。浴槽は洋式の浅く広い浴槽にして、浴槽自体に手すりの付いたものを選びましょう。浴槽の縁は幅広で腰かけられるようなものを選び、浴槽の縁は床から20cm以内に納めるようにします。
浴室の出入口や浴槽の壁には手すりを設置しますが、利用者に身長に合わせて最も使いやすい位置に設置しましょう。手すりには思いのほか大きな荷重がかかる場合があるので、必ず柱や間柱まで届く長いビスでしっかりと止めてやりましょう。洗い場の混合水栓はシャワー付として、サーモスタット付にすると火傷の心配が無いです。給湯器のリモコンは音声ガイド付きとし台所との2ヶ所用として、浴室と台所で会話の出来るものにするといざと言う時に便利です。
お風呂リフォームで忘れがちなのが洗い場の防水処理です。タイル下地は必ず防水処理をして、床下に水の進入することの無いようにしましょう。
コメントを残す